こんにちは。
建設・不動産業界専門のキャリアコンサルタントの尾形です👩🏻💼
全世界に影響を及ぼしている新型コロナウイルス。
前回は建設業界の転職において、どんな影響が出ているのかをお話しました。
影響についてはざっくり解説しましたが…
求職者さんが気になるのは「この時期、転職活動は自粛するべき?」というところだと思います。
そこで、自粛をするべきなのか、それとも活動するべきなのか、ここを軸に解説していこうと思います😘
- コロナの影響は、建設業界に大打撃?
- 今、転職活動しても厳しい?
- いつもより念入りな情報収集と見極めを
この状況だからこそ知っておきたい、そんな情報をまとめました🤗
コロナの影響は、建設業界に大打撃?
工事をすでに受注していたり、経済回復すれば見込みもあることから、現在も採用には積極的である企業さんが多いです。
しかし、職種によっては採用が難しいと求人を終了している企業さんもあります。
転職に関して考えるのであれば、採用よりも「選考時間」にかなりマイナス影響が出ています。
とくに大手企業なんかだと、既存の組織を整理するのに苦労して新規採用の時間を割けてなかったり…😱
テレワーク中の企業さんなんかは、担当者が在宅になってなかなか選考が進まない、なんてこともありました。
それとは別に、ちょっと気になることもあります🙄
web面接が導入されることで出てくる影響です。
対面面接の大きなメリットは、「企業と候補者の相互理解が深まる」ことです。
これがweb面接によって、相互理解が希薄になる可能性があります。
結果、しっかりと理解・納得しきれていない状態で入社を決めたこ
焦って決めた就職活動は後悔することが多く、私たちエージェントへの相談理由ランキング上位の『聞いてた内容と違った』につながります。
そのため、一次面接はweb、最終面接をマスク着用で対面、なんて企業さんもいます。
だからこそエージェントを利用して、選考の機会以外でも、対象企業のことを考える
今、転職活動しても厳しい?
誤解されがちなんですが、景気が思わしくないからと言って求人をストップする企業ばかりではありません。
特に建設関係は上でも説明したとおり、採用に積極的なところもまだまだ多いです。
また、経済とは別に建設業界の平均年齢が50代を超える構造的課題があります。
40代くらいまでは、景気に関係なく事業継続のために必要とする企業がこれからも続くと予想されています😌
今、採用に積極的な企業ってどうなの?
このタイミングに採用に力を入れている企業は、こんな特徴があります。
- 大手企業に応募していた求職者を獲得したい
大手企業が求人を縮小すると踏まえ、
質の高い即戦力を採用できると期待している企業 - 時間をかけてじっくり「人」を見たい
コロナの影響で選考に時間がかかるのを利用し
求職者の「人となり」をしっかり見て採用したい企業 - コロナ流行前からの人員不足を解消したい
コロナの影響はあれど、業務に大きな打撃はない
継続的な人員不足解消のため、採用に積極的な企業
むしろ、今この新型コロナウイルスの影響が出ている時だからこそ、自分の希望とマッチングする企業に出会える可能性が高いのではないでしょうか。
いつもより念入りな情報収集と見極めを
企業の情報だけでなく、新型コロナウイルスについても、検索をすればさまざまな情報が出てきます。
ただ、その情報が本当に正しいものなのか、この時期だからこそ見極めが重要になります。
すぐに情報を鵜呑みにするのではなく、間違いがないかどうか、今一度しっかり確認をした上で行動をするようにしましょう。
ネガティブな気持ちになりがちでもあるので、定期的に発散できる場を作るのも忘れずに🙄
まとめ:転職活動に支障はないが、情報精査が大事
- 確かに求人の数は減少しているが、建設業界全体で言うなら
そこまで大きな打撃はない(ただし職種による) - こんな時だからこそ採用に積極的な企業も多い
- 選考に時間がかかる分、自分の中の不安や錯綜する情報と向き合い
流されずに自分を持って行動することが大事