こんにちは。
建設・不動産業界専門のキャリアコンサルタントの尾形です👩🏻💼
全世界に影響を及ぼしている新型コロナウイルス。
日本も2021年1月14日現在、一部で緊急事態宣言が出ており、不要不急の外出自粛が求められています。
もちろん、新型コロナウイルスの影響は企業にも、求職者にも及んでいます。
そこで今回は、「この時期の建設業界での転職」に軸を置き、コロナの影響とRSGでどんな対策をしているのか、皆さんにお伝えしていこうと思います。
- 転職活動中、実際に起きた新型コロナウイルスの影響
- RSGの転職エージェントはどんな対応をしたのか
- コロナの影響は、建設業界に大打撃?
この状況だからこそ知っておきたい、そんな情報をまとめました🤗
Contents
今、建設業界の転職にはどんな影響が出てる?

case1:入社日が変更になった
本来4月1日入社をするはずが、2回も変更されるという事態に。
実際には4/1⇒4/16⇒5/11という変更…😨
入社後に研修を予定していた企業さんだったのですが、その研修が「3密」になるということで、研修の予定が立てられず延びに延び…💦
最初は延期も仕方ないと受け入れていた求職者さんも、自身の生活を考えるとずっと待機は難しいとのことだったので、間に入り企業さんと交渉することに。
case2:内定もらったが、ペンディング(保留)になった
順調に選考が進み、内定をいただいたものの、コロナの影響でペンディング(保留)になってしまったケースも…。
先行きが分からない状態で保留になっているので、違う企業を探しながら求職者に打診。
いつものサポート以上に求職者さんへマメに連絡のやり取りを。
コロナの状況及びペンディングになっている企業がいつ稼働するか分からないので、そちらにもアンテナを張りながら現在も担当しております。
case3:現職のテレワークによりスケジュールが組めない
担当中の求職者さんの話。
コロナの影響前から何社か面接を行なっていましたが、コロナが拡大し緊急事態宣言が発令されると、現在の在職企業で一斉にテレワーク。
企業側は面接すると言ってくれるものの、本人が「世間の目やテレワーク中に面接に行くのはちょっと…」ということで、企業側にも理由を話して待ってもらっている状態。
RSGからのサポートとして、求職者さんとの精神面のケアを含めたマメな連絡のやり取り及び在職中の企業側の状況伺い、面接を待ってくれている企業様のフォローを現在も行っております。
case4:面接方法が対面ではなくwebへ変更
緊急事態宣言前の段階では、対面での面接を予定していた企業さん。
しかし、発令によって対面での面接が難しくなりそうとのお話。
そこで、宣言前に事前に企業さんと打ち合わせをし、web面接ができる環境づくりのお手伝いをさせていただきました。
面接の日程を変更することなく選考が進められたので、面接に対するプレッシャーが続くことなく、求職者さんもほっとした様子。
case5:最終面接の社長が東京に来られない
先日担当した求職者さん。
一次面接を通過し、次は社長との最終面接だ!と意気込んでいたのですが…💦
社長がいるのは大阪本社。求職者さんは東京。
企業さんは面接時にテレワークを導入しており、それがなくとも緊急事態宣言中の東京・大阪間の行き来は不可。
そこで、RSGから企業側の担当者へ連絡し、No.2の役員に決裁を一任し、東京での対面にて面接を実施してくれました🙆♀️
そのおかげで、見事に求職者さんが希望とする日時までに転職先が決まりました!
入社は来月ですが、今でもフォローのため連絡を取っています。
コロナの影響は、建設業界に大打撃?

工事をすでに受注していたり、経済回復すれば見込みもあることから、現在も採用には積極的である企業さんが多いです。
しかし、職種によっては採用が難しいと求人を終了している企業さんもあります。
転職に関して考えるのであれば、採用よりも「選考時間」にかなりマイナス影響が出ています。
とくに大手企業なんかだと、既存の組織を整理するのに苦労して新規採用の時間を割けてなかったり…😱
テレワーク中の企業さんなんかは、担当者が在宅になってなかなか選考が進まない、なんてこともありました。
それとは別に、ちょっと気になることもあります🙄
web面接が導入されることで出てくる影響です。
対面面接の大きなメリットは、「企業と候補者の相互理解が深まる」ことです。
これがweb面接によって、相互理解が希薄になる可能性があります。
結果、しっかりと理解・納得しきれていない状態で入社を決めたこ
焦って決めた就職活動は後悔することが多く、私たちエージェントへの相談理由ランキング上位の『聞いてた内容と違った』につながります。
そのため、一次面接はweb、最終面接をマスク着用で対面、なんて企業さんもいます。
だからこそエージェントを利用して、選考の機会以外でも、対象企業のことを考える
